2023年度
豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる国指定重要無形民俗文化財及び、ユネスコ無形文化遺産「八戸三社大祭」が、7/31〜8/4の5日間、青森県八戸市において今年も華やかに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で31回目を迎えました。
今年の吉田産業グループの山車題名は『乙姫様と浦島太郎』。山車は、亀を助けた浦島太郎を竜宮城に招待した乙姫様を上段中央に、楽しい時を過ごし故郷へ帰ることになった浦島太郎を山車前方回転部、山車全体に竜宮城に住む魚や人魚を配置し、別れを惜しみ見送っている場面を表現しました。
運行中は大変多くのご声援を頂き、山車審査の結果、おかげさまで「敢闘賞」を頂くことができました。
新型コロナによる制限のない4年ぶりとなる今年の祭りは連日の猛暑の中、八戸三社大祭の期間中の入り込み数は106万3千人と、大盛況のうちに終えることができました。
山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2023年度 吉田産業グループの山車のあらまし
山車題名
乙姫様と浦島太郎
題材設定の趣旨
おとぎ話の浦島太郎は、誰もが知っている物語。
4年ぶりの山車行列の為、誰が見ても一目で分かる題材とした。
主役
乙姫様
山車概要(場面説明)
浦島太郎の話は、浦島子伝説が原話とされ古くは、日本書紀、万葉集に記述が残っており、現在普及しているストーリーは、明治以降教科書を通じて広く伝わったとされている。
今年の山車は、亀を助けた浦島太郎を竜宮城に招待した乙姫様を上段中央に、楽しい時を過ごし故郷へ帰ることになった浦島太郎を山車前方回転部、山車全体に竜宮城に住む魚や人魚を配置し、別れを惜しみ見送っている場面とした。
見返しの場面
乙姫様が宴を開き、浦島太郎が竜宮城の魚や人魚達と楽しんでいる場面。
製作における力点
大小800匹以上の魚や珊瑚、海藻を配置し幻想的な竜宮城の世界を表現した。