2012年度
豪華絢爛、日本一の山車祭りと言われる国指定重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」が、7/31〜8/4の5日間、青森県八戸市において、今年も昨年に引き続き東日本大震災からの復興をテーマに開催されました。吉田産業グループも唯一の企業山車として参加し、今年で23年目を迎えました。
吉田産業グループの山車題名は『蕪嶋神社縁起 復興大漁を願う八戸弁財天(かぶしまじんじゃえんぎ ふっこうたいりょうをねがうはちのへべんざいてん)』。蕪嶋神社は、イチキシマヒメミコト(弁財天)が御祭神で商売繁盛、子授け、大漁豊漁に御利益があるとされ、最近では、かぶあがりひょうたん御守が全国的に有名で、この八戸を代表するパワースポットを今回の題材に設定し、今年復活した山車審査の結果、「優秀賞」と「八戸商工会議所 会頭賞」を頂くことができました!
今年は後夜祭以外全て平日であまり日程的には恵まれず、さらに前半は猛暑が続きましたが、それでもお祭り期間中の入り込み数は89万人と大盛況のうちに終えることができました。山車の製作から運行までご協力、応援して下さった全ての方々に、この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。
以下、今年の吉田産業グループの参加の様子、山車の概要をご覧下さい。
お祭りの様子をご覧ください。 写真をクリックすると拡大写真がご覧いただけます。
2012年度 吉田産業グループの山車のあらまし
山車題名
蕪嶋神社縁起 復興大漁を願う八戸弁財天(かぶしまじんじゃえんぎ ふっこうたいりょうをねがうはちのへべんざいてん)
題材設定の趣旨
蕪嶋神社は、イチキシマヒメミコト(弁財天)が御祭神で商売繁盛、子授け、大漁豊漁に御利益があるとされ、最近では、かぶあがりひょうたん御守が全国的に有名。この八戸を代表するパワースポットに注目し今回の題材に設定した。
主役
八戸弁財天
山車概要(場面説明)
蕪嶋神社は、鎌倉時代に犬房丸が故郷の江の島を思い出し弁財天像を祀ったと伝えられウミネコが乱舞する蕪島に建つ神社。
今年の山車は神社に伝わる由緒、御神徳を、中央に弁財天の化身のウミネコと子宝祈願成就となった八戸藩三代藩主通信公達、右回転にはさば漁と海中より浮かび上がったとされる弁財天像、左回転には七福の岩よりでてきた六福神がさば漁を手伝う所を配置し、中央上段には、主役の八戸弁財天が八戸の復興、さば漁の豊漁とさらなる地場の産業発展を願う場面を製作した。
見返しの場面
蕪島大明神本地弁財天に御子や天女が八戸の物産品、特産品を奉納する揚面。
製作における力点
300羽のウミネコ達と中央に配置したウミネコが仕掛けで6mになる所